子犬を迎え入れたら、まずしつけ? その①
「子犬を迎え入れたら、すぐにしつけをしよう」そんな声をよく聞きます。
生後2ヶ月から3ヶ月、人間で言ったら幼稚園に入るか入らないかの年齢かと思われます。
記事を読む前に「子犬のうちにしつければ、成犬になってからよく言うことを聞く」なんて言葉は一旦忘れていただく事は出来るでしょうか。
真面目な方は、「子犬からしっかりしつけなくてはいけない」と考えてしまい、育犬ノイローゼにもかかったりする方もいます。
生活の中で教えなくてはいけないしつけは、
・呼び戻し(おいで)
・おすわり
・待て
これで充分です。フセは、出来ればいいかなって程度ですし、意外と難しくもあります。
おすわりに関しても、そんなにする必要はありませんし、出来なければ問題はないです。
やりすぎる事によって、「指示待ち」といわれ、犬たちが考えず「座ればいいでしょ」といった感じでむやみやたらと座ってしまいがちです。
待てに関しても、長くても10秒程度で十分です。
ドッグダンスなど、コミュニケーションで待たせる時も10秒も待たせることは、ほぼないでしょう。
いずれにしても厳しいしつけでやる必要はありません。
かつて流行った、オヤツを眉間に持ってきてのアイコンタクトはやる必要はありません。
そして、室内飼いが多いでしょうから(室内飼いが、とても多いという希望を込めて)
・トイレ
・ハウス
これくらいでしょうか。
決して命令ではなく、食べ物を使って楽しく覚えてもらうと、よいでしょう。